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Interview「代表が語る」


起業家インタビュー第一回 飯野 傑氏 [1/2ページ]

飯野 傑 (Suguru Iino) 氏
1976年2月1日、オランダからCanonの英国での合弁会社のDirectorとして英国入り。
Yakitori Kingオーナー、経営者

自己紹介によるプロフィール

私は先祖が百姓だと思っていたのですが、ひょっとしたら武士ではなかったかと思い始めています。最近母親が亡くなり戸籍を見て祖先を調べたら飯野村と言うのが日本に3か所しかないと分かりました。それは落ち武者の村ではないかと。どうも考えると昔のサムライの血が残り、自分の行動の中にそれが出ているのではないかと思います。



浜: 飯野さん最初にお伺いしたいのですが起業のきっかけはなんだったのでしょう?

飯野: それまでBOXを左から右へ動かし電話一本で儲かる商売をしてました。

浜: ボックス、箱ですか?

飯野: 要すれば人から注文を受けましてね、それを動かすだけでマージンを頂いてきた。で、ある日突然そのような商売は長くは続かない・・・

浜: と思われた?

飯野: そう、その時考えたのは自分で作ってコントロールして作って売るような仕事をしないといけないと思ってね。インターネットも出てきたし、ミドルマンは排斥されることになるだろうと。で、毎日小さくてもインボイスが立てられるような商売が良いと思って、

浜: 日銭ですね。

飯野: そう日銭商売ね。そう考えて食品が良いと、そして自分は日本人だし他の人がやっていない商売か良いかなと、なんか無いかと考えて日本食品それも皆が寿司、寿司と言っているから私はヤキトリをやってみようと思ってね、それが始まりです。

浜: なるほど、それでは何故イギリスを選ばれたのですが

飯野: たまたまですね、ずっとイギリスに長い事住んで居たわけでそれまでの地の利を生かして・・・

浜: それまでの経験、知識、ノウハウを生かしてということですね。

飯野: それと、もう一つ英国での日本食業界自体がまだ走りでしてね

浜: 何年前の事になりますか?

飯野: 16年前ですね。